ミシューリーン・ミランコビッチ 
ユーゴスラビアの天文学者
氷河期 ミランコビッチ周期
地球の自転は一定ではなく、自転軸の傾きも、数万年の周期で変化するし、地球が太陽の周りを回る公転軌道(楕円形)も、
約10万年の周期で変化する。それらの変化に合わせ、地球と太陽との距離も変化する。この変動率はおよそ10万年周期で変動し、 
さらに41万年でも変動している。、地軸の傾きや軌道の離心率により地球の日射量が変動する。
そして、その変動周期が4.1万年である事を割り出した。最新の氷期最盛期は、1.8万年前で、8月の日本付近の海水温は、現在
より7度位低温であったらしい。ヒプシサマール(高温期)は、日本では縄文時代の前中期およそ、3・4千年前の時期
東京湾の入り口付近に造礁サンゴが成育していたと言う。また海面が現在より5b近く高く、その痕跡として縄文時代の貝塚が
内陸部で多く発見されている。東京・大阪その他の都市も、ほとんど海の底になるが現在そこに都市があるという事は、
地球が再び冷え始めている証拠である。地球規模での大きな温度変化は、各地に異常気象を頻繁に起こさせる。ノアの洪水もその1であってもおかしくはない。